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ホテル・アーカイブズ通信 - http://www.hotel-archives.org
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ごあいさつ
このメールマガジンは、実際に泊まったホテル・リゾート・旅館を、泊まった人の視点でご紹介する目的で発行しております。 国内、海外をアットランダムに取り上げていきますが、将来きちんと整理して、データベースにしていこうと思っております。

先週予告しました通り、今週はいっしょにホテル・アーカイブズを作ってくれる方たちのお一人からの投稿です。 イタリアが大好きで、毎年最低1回は訪ねているヴェロニカさんが選んだのは、カプリ島のホテル ヴィラ ブルネッラという小さなリゾートホテル です。カプリ島はもちろん、南イタリアには魅力的なリゾートホテルが数多くありますが、ここにはどんな魅力があったのでしょう。

「ホテル・アーカイブズ通信」 発行人
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TODAY'S HOTEL Volume.13
Released at 26 August 2003
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Hotel Villa Brunella
基本情報 | basic info about hotel
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名称:
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ホテル ヴィラ ブルネッラ  (カプリ島/イタリア)
所在地: Via Tragara,24A, Capri 80073, Italy
TEL: +39-081-8370122
FAX: +39-081-8370430
室数: 20室
主な施設: レストラン、バー、プール
URL: http://www.villabrunella.it/en/index.html
プロフィール: 高級ホテルが建ち並ぶカプリ島のTragara通りにある小さなホテル。1940年代後半にプライベートヴィラとして建てられ、63年に 現オーナーが愛妻の名前を冠したホテルとして開業。現在も家族できりもりしている。毎年11月上旬から翌年3月下旬までは営業していない。各種 ガイドブックで、カプリの洗練された一粒の宝石と評される心に残るホテル。
泊まった部屋:

プールより上段のスイート
1室 室料 約350ユーロ(税、サービス、朝食込み)

撮影時期: 2002年8月
投稿者 ヴェロニカ
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詳細情報 | Details

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崖にへばりつくように作られたホテルの、最上階にあるレセプションからの眺め。ここと真中あたりの高さにあるプールと バーの間に、泊まった部屋を含めてスイートが3室、プールよりも下にさらにスイートが数室と通常の客室がある。せっかくなら、眺めがいい スイートに泊まることをおすすめ。この写真は出発する日の早朝に撮ったので、まだ島も起き出していない感じ。
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世界中で最も美しいリゾートの一つ、カプリ島。ホテルは、その中でも素晴らしい景色を誇る Tragara 通りに面している。 ただし、通りに面しているのは小さなレセプションとレストランのみで、横にあるこの階段を下りて、客室、プールにたどり着くようになっている。 Tragara 通りを通る人たちは必ずこの階段をなんだろう?という感じで覗き込む。私達も滞在中、何度も ”Bella(きれい)?”と尋ねられた。
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テラス側から見た室内。右奥のカーテン部分が収納力抜群のクローゼットで、この左手に大きめのバスタブにシャワーブースも あるバスルーム。シンクはシングルだが、広いスペースかつ収納場所も多く、長期滞在にも充分対応できた。床のタイルも壁も真っ白。 ベッドカバー、カーテンなどのファブリック類はピンクやピンクと白の柄物で統一されていて、結構甘めの雰囲気。テーブルに飾られた グラジオラスまでピンクと白。グリーンやブルーで統一された大人っぽい雰囲気の部屋もあるようだ。
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大きめのキングサイズベッドが置かれている、部屋の奥半分はリビング部分に比べ床が一段高くなっている。目を覚まして 起き上がると、テラスの向こうに素晴らしいカプリの眺めが!
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部屋の奥側からみたリビング。ソファはかなり大きめなので、ちょっと昼寝をするにもちょうど良かった。

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屋外の階段から扉を開けると、いきなりテラスに入り、ここを通って客室に出入りすることになる。広さはまちまちだが、 このスイートではデッキチェア2台、テーブルとイス(朝食が気持ちいい!)、パラソル等が用意され、のんびり過ごすための装置が整っている。 ここからは、海はもちろん、正面にはマリーナピッコラ、その後ろにカプリで1番高いソラーロ山、右手にはカプリの街並みが一望できた。 こういうダイナミックな眺めは、南伊それもカンパーニャならでは。
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プールはかなり小さめのせいか、泳いでいる人はあまり見かけなかったが、プールサイドでのんびりしているゲストは 毎日数組いた。朝食や軽食、ディナー前のドリンクをプールサイドのバーでいただくことも可能。
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ホテルの前のTragara通りを歩いて2〜3分で行ける、プンタ・トラガラから見た景色。キラキラ光る海、白い岩肌、花や植物、 カプリの家々・・。絶景ポイントはたくさんあるカプリ島だが、ここからの眺めも外せない。
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ホテルを通じて利用した、予約制のビーチクラブ。レストランやバーも併設されており、ほぼ1日中、泳いだり、読書をしたり、 ピープルウォッチングをしたりとのんびり過ごした。ここのレストランはおいしいことで有名で、クルーザーで乗りつける人達もいたほど。また、 夏の間中2ヶ月間くらい自分の場所を押さえている人もいるとか・・。
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<泊まってみて>
Tragara通りの他のホテルと比べると、パッと見は華やかさにかけるかもしれませんが、一歩中に入って過ごしてみると、カプリらしいスタイル、 ゴージャスさ、洗練された雰囲気を感じることができます。そのうえ、家族経営なのでサービスはフレンドリーでアットホーム、とても居心地よく 感じました。各種リクエストに対する対応も素早く、これだけでも充分リピートしたくなるのですが、コストパファーマンスの良さに驚きました。 数年前に泊まったアマルフィコーストの某有名人気ホテルのジュニアスイートとほぼ変わらないようなスイートに宿泊しましが、値段はその約半分。 物価のみならずホテル代も高いカプリですが、ここのスイートはとてもお値打ちと感じました。
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編集後記 | From editors
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耳寄りなニュースをひとつ。先週ご紹介した、仙台ロイヤルパークホテルの「ファンタジスタ・プラン」が9月30日までの期間で復活したとのこと。 きっと好評だったのだと思います。ところで、第6号から季節にふさわしいカラーをテーマにご紹介してきたのに、お気づきでしたでしょうか。 熱帯雨林の緑、日本の里山の緑、南太平洋の珊瑚礁の海の青、南イタリアの海の青、どれもほんとうにきれいで、自然のすばらしさを改めて感じます。 さて、次回もホテル・アーカイブズのサポーターのお一人からの投稿をご紹介します。いざ旅行という時の天気は日ごろの行いがモノを言うと いいますが、皆さんの夏休みには晴れてくれるといいですね。
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