このメールマガジンは、実際に泊まったホテル・リゾート・旅館を、泊まった人の視点でご紹介する目的で発行しております。 国内、海外をアットランダムに取り上げていきますが、将来きちんと整理して、データベースにしていこうと思っております。
今週から3週連続して、北海道の小さくて美味しい宿をご紹介します。ご紹介くださるのは、この夏に3軒泊まり歩いていらした ティンブリーミーさん。第1弾はパッチワーク状の丘が美しい美瑛からガーデニングハウス エルミタージュです。
ガーデニングハウス エルミタージュ (美瑛/北海道)
ゲストルームA No.0991 1名 1泊2食 14,000円(税別)
美瑛を訪れて本当によかったと思わせてくれた「四季彩の丘」のお花畑は、ホテルから車で15分ほどの所にある。 あざやかな色とりどりの縞模様が稜線にそってうねっているため、眺める位置によって見え方が変化するのが、とても面白かった。
エルミタージュは、ペンションだらけの美瑛で、小さくても本物のホテルを作りたいというオーナー夫妻のこだわりが強く感じられるホテルでした。 広々したジャグジーは、この規模のホテルでは異色のコンセプトでしょう。「シェフを雇う余裕はありませんので、レストラン部分については委託する という方式でやっています。」まったく業種のちがう世界にいた人が家族だけで運営するペンションを開くと、どうしても素人料理の域を出られないのは ご存知の通り。料理をプロに任せるという視点が新鮮でした。「毎年、社員旅行でよそのホテルに泊まりにいきます。客として泊まってみると、 いいところも悪いところも勉強になるんです。」まだまだ進化しつづけるホテルだと思いました。
前号で、「リッツカールトンが東京にできたら人気沸騰でしょう」と書いたら、六本木の防衛庁跡地に2008年オープンとの発表がありました。 ちょうど六本木の駅をはさんで、グランドハイアットと競うような位置ですね。部屋数もさることながら、今までのリッツカールトンのインテリアの 傾向を踏襲するなら、まったく違うタイプの両ホテル。それぞれの個性を楽しめそうです。これから数年、海外の最高級ホテルが立て続けにオープン する東京は、世界的に見ても激戦地と呼ばれそうです。さて、北海道第2弾は、アワビやウニといった海の幸をリーズナブルな値段で楽しめる自称 「食べるお宿」です。今になって真夏のような暑さがもどってきました。体調にはご用心を。
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