グレートバリアリーフ(以下GBR)の玄関ケアンズから北へ250キロ(空路1時間)のリザード島に
ある唯一のリゾート。前身はGBRの草分け的リゾートであるLizard Island Lodge。1990年代の中頃、GBRに多くの
リゾートを所有・運営する P&O Australia Resorts のひとつとなり、2000年に大規模なリノベーションを実施。
客室はすべて1棟2客室のバンガロータイプである。原則として10歳未満の子どもは滞在できない。
泊まった部屋:
Anchor Bay Suite AU$900 (3食と税金を含む。但し、アルコール類は除く。1室2人利用の1人料金)。3泊(AU$2700/人)、5泊(AU$3990/人)、8泊(AU$6300/人)のパッケイジがある。
撮影時期:
2003年8月
投稿者
まさあき
The Lodge。海辺に近い小高い場所にアンカーベイを見渡せる扇形のロッジがあり、その内部に
レセプション、ライブラリー、ブティック、レストラン、バーがある。いずれの施設もいたってシンプルだが、
色使いや小物にセンスの良さを感じた。
The Pavillion。ディパーチャーラウンジ、真水のプール、スパ、ジム、テニスコートがまとめて配置してある。
チェックアウト時刻(午前11時)は厳守のようであるが、出発までシャワー室があるラウンジが利用できる。スパは利用者が多く、
かつ4室と小規模のため、3日先まで予約は一杯であった。なお、宿泊前の予約は受け付けてもらえなかった。
レストランからAnchor Bay Suitesを眺める。広々としたアンカーベイビーチ沿いに1棟2客室の
バンガロータイプの客室が整然と配置されている。ビーチと客室の間は低木と芝生(庭)であるが、ゲストの通り道にはなっておらず、
プライバシーは守られている。時折、島の名でもあるリザード(体長1m超の大トカゲ)が庭を散歩していた。
Anchor Bay Suite。1棟に2つの客室が設けてあるが、隣室の話し声は気にならなかった。
客室はビーチ側から芝生の庭、椅子とデイベッドがあるベランダ(約15平米)、オットマン付きラウンジチェアと
ソファベッドがあるシッティングスペースとキングサイズベッドの寝室(約45平米)、ベッドの背後にクローゼット、
洗面台、シャワーブース、トイレを設けたバスルーム(約15平米)である。
Sunset Point Villa。サンセットビーチを見下ろす崖上の鬱蒼とした木立の中に16室(8棟)が
設けられている。Anchor Bay Suiteに比べ、寝室、洗面・浴室、ベランダ(デイベッドなし)は、いずれも狭いものの、
静かで適度な広さのプライベイト感溢れる崖下のサンセットビーチは捨てがたく、客室の選択に迷ってしまう。