|
|
このメールマガジンは、実際に泊まったホテル・リゾート・旅館を、泊まった人の視点でご紹介する目的で
発行しております。国内、海外をアットランダムに取り上げていきますが、将来きちんと整理して、
データベースにしていこうと思っております。
今週は、つい先ごろヨーロッパ旅行から帰ってきたばかりのかずさんから、ロンドン市内にある
街歩きに便利で、いかにもタウンハウスという風情を残したB&Bをご紹介していただきます。 |
「ホテル・アーカイブズ通信」 発行人 |
|
|
|
|
Volume.23
Released at 04 Nov. 2003 |
|
|
|
|
|
The Claverley Hotel |
|
名称: |
ザ・クレバリー・ホテル |
所在地: |
13-14 Beaufort Gardens, Knightsbridge, London SW3 1PS |
TEL: |
+44-(0)20-7589-8541 |
FAX: |
+44-(0)20-7584-3410 |
室数: |
33室 |
主な施設: |
ラウンジ ライブラリー |
URL: |
http://www.claverleyhotel.co.uk/ |
プロフィール: |
ホテルが面しているBeaufort Gardens通りには、Knightsbridgeなどのホテルが並んでいる。
最寄のナイツブリッジ駅には、ロンドンの中心ピカデリー・サーカスまでダイレクトで出られる
ピカデリー・ラインが通っており、観光にとても便利な立地。全室間取りやインテリアが異なり、
タウンハウスの面影をよく残している。 |
泊まった部屋: |
1泊朝食付き税込み140ポンド(スタンダード・ダブルの料金。アップグレードされて
実際に泊まったのはスタンダード・ツインかデラックス・ツイン) |
撮影時期: |
2003年10月 |
投稿者 |
かず |
|
|
|
|
画像をクリックすると拡大画像とキャプションがご覧になれます。 |
|
|
ホテルの外観。デパート、ハロッズがある高級エリア、ナイツブリッジにある。
ハロッズからは徒歩2分。大通りは観光客やロンドンっ子で賑わっているが、脇道を入ると大通りの
喧騒が嘘のような静けさ。ホテルのドアは夜になると鍵がかかるので、ブザーを鳴らして開けてもらう。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
カントリー調のツインルーム。英国らしいデコラティブなインテリア。大柄な英国人に
合わせているのか、ベッドの高さは意外に高い。清潔感のある白のベッドカバー。ベッド上のクッションと
ソファーの生地はお揃い。 |
|
|
|
|
|
|
簡単な応接コーナー。テーブルはなし。クッションとお揃いのソファーの生地は、
スーツを仕立てられそうな英国トラッドでセンスがよい。部屋の広さは30平米ほど。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
室内で気に入ったのが、このクローゼット。広いとはいえない部屋なのに、
ウォークイン・クローゼットが付いていた。ベッドの脇のドアをあけると、ぱっと灯りがつき、
中には棚、ハンガー掛け、スーツケースを置く折畳式の台がある。 |
|
|
|
|
|
|
コートなしではいられないほどの気候だったのに、なぜか部屋に置かれていた扇風機。
部屋にはクーラーがないので、暑かった夏の名残か? 時代を感じさせる扇風機がカントリー調のインテリアに
微妙にマッチしていた。自分で調整できるエアコン設備はなく、暖房はセントラルヒーターになっているようで、
少し室温が高いと感じたときなどこの扇風機が活躍した。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
部屋のドアを開けると、右側にある小さなデスク。机上には、グラス2つ、
アイスボックス、B&Bの案内などがある。氷は地下のアイスマシーンから自分で持ってくる。
室内にポットやコーヒー・メーカーは置いていないが、1階のラウンジには紅茶やビスケットが
用意されており、好きなときにいただくことができる。B&Bの案内の中には航空会社の
連絡先が記してあって、リコンファームなどの時に調べる手間が省けて便利だと思った。 |
|
|
|
|
|
|
大理石のバスルーム。お湯の出が悪いうえ、シャワーへの切り替え方が難しい。
お湯がちょうどよい加減で蛇口から出ていても、それをシャワー切り替えにすればすむという
単純なものではなく、シャワー切り替えにした上でさらにお湯、水ともに止めないとシャワーから
お湯が出てこないという、いまだに不思議な仕組み。バスルームは使い勝手がよい最新式がいいと
しみじみ感じた。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
シンクはツインルームでもひとつのみ。ドライヤーは備え付け。タオル類は
バスタオルを含めて3種類置いてあり、用途に合わせて使える。 |
|
|
|
|
|
|
ホテルではなく、B&Bということもあり、アメニティは簡素。
シャワージェルにシャンプー、リンス、シャワーキャップのみ。ツインルームなのに、
なぜかアメニティは3組ずつ。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
朝食は豪華なフル・イングリッシュ・ブレックファスト。トーストは
ホワイト・トーストかブラウン・トースト。卵料理はスクランブルエッグ、目玉焼き、ゆで卵、
ポーチドエッグのなかからお好みのものを。付け合せは、ソーセージ、ベーコン、トマトから
選択する。飲み物はコーヒー、紅茶、ホットチョコレート。ビュッフェ形式で、シリアル、
果物、ヨーグルト、オレンジジュース、ミネラルウォーター、ミルクなどが台の上に置いてある。
ワッフルなどはオーダーすると持ってきてくれる。 |
|
|
|
|
|
|
ポーチド・エッグとトマト、カンバーランド・ソーセージ。卵の数は希望を伝えて増やすことも可能。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
B&Bだけあって、温かい対応が魅力的でした。レセプションが24時間オープンでないことを除けば、
ホテルと遜色ないと思いました。チェックイン時には荷物を部屋まで運んでくれましたし。
レセプション脇のロビーとはいえないほどの小さなパブリックスペースは、英国の家庭のような
品のよいインテリアでまとめられていて、ほっとする空間でした。1Fの廊下にはボードがあり、
そこには雑誌から切り抜いたオススメの記事、レストランの名刺、ミュージカルの情報などが
貼り付けてあり、情報を得る手助けにもなります。 |
|
|
|
|