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ホテル・アーカイブズ通信 - http://www.hotel-archives.org
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ごあいさつ
このメールマガジンは、実際に泊まったホテル・リゾート・旅館を、泊まった人の視点でご紹介する目的で 発行しております。国内、海外をアットランダムに取り上げていきますが、将来きちんと整理して、 データベースにしていこうと思っております。

今週は、ミラノのグランドホテルの1つ、ル・メリディアン エクセルシオール ガリアをご紹介します。 改装中の部屋をアサインされたり、従業員のストライキに遭遇したりと、いろいろな経験ができたという意味で 印象深いホテルの一つになりました。
「ホテル・アーカイブズ通信」 発行人
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ホテル・アーカイブズのwebサイト「リンク集」をアップしました。

リンク集
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TODAY'S HOTEL Volume.25
Released at 18 Nov. 2003
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Le Meridian Excelsior Gallia
基本情報 | basic info about hotel
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名称:
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ル・メリディアン エクセルシオール ガリア (ミラノ/イタリア)
所在地: Piazza Duca d'Aosta 9, Milan 20124 Italy
TEL: + 39 02 67851
FAX: + 39 02 66713239
室数: 237室
主な施設: レストラン バー
URL: http://www.lemeridien.co.jp/italy/milan/hotel_it1271.shtml
プロフィール: 1932年創業の由緒あるホテル。 アール・ヌーボーまたはリバティ様式のホテルとして有名。ミラノ中央駅前という立地は、他の都市への列車での移動や、ミラノ市内の地下鉄での移動に便利。ル・メリディアンの傘下にあり、改装を進めている。
泊まった部屋: 126号室 スーペリア 
(参考室料 ホテルHP 03年11月平日 約200〜350ユーロ)
撮影時期: 2002年6月
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詳細情報 | Details
zoom 画像をクリックすると拡大画像とキャプションがご覧になれます。

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泊まった126号室は、ミラノ中央駅前の広場に面した2階にある。写真は、寝室から入り口に 向かって写したもの。寝室の入り口にもドアがついており、廊下側の雑音を防いでいる。スペースがある クローゼットの扉は全面鏡。部屋のコーナーにも鏡を使っていたのが、印象的だった。改装したばかりからか、 カーペットの色も鮮やか。
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部屋の広さは30平米弱だが、天井が高いので、さほど狭さを感じなかった。 部屋に入ると、右手には写真のベッドがあり、左手にはドロワーがあって、上にTVが置かれていた。 ベッドは硬めで寝心地は悪くなかった。ヘッドボード側の壁に浮き彫りの彫刻(?)がある。
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部屋の左隅に置かれたオットマン付きの一人がけソファは、現代的なデザイン。 カーテンのストライプとマッチさせたファブリックが、いいアクセントになっていると思った。
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こじんまりとしたライティングデスク。読書灯がついているため、手元が明るい。 ダイヤルアップでネット接続をしていたら、電話代が40ユーロに。ホテルの電話代は予め確認して おくことを思い出させてくれた失敗。
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夜の部屋の雰囲気。スポットの照明ばかりで全体が暗いのはよくあることだが、 もう少し明るくてもいいのではと思った。窓からは駅前広場が街路樹越しに眺められる。 車の音などは完全にさえぎることはできないので、静かさを求めるなら広場側は避けた方がいいだろう。
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両開きの扉を開いて入るバスルーム。大理石を張って高級感を出しているが、 狭い感じは否めない。右側に見えるのは、シャワーカーテン代わりの、スイングするガラスのパーティション。
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2階から見た階段の踊り場付近。すっきりしたデザインのステンドグラスが美しい。 エントランスから数段、階段を上ったところに立つと、このステンドグラスが目立つ階段が正面に見える。 大理石をふんだんに使った、廊下からロビーラウンジに至るパブリック・スペースは、豪華な雰囲気がある。
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ミラノといえば外せないドゥオモは、繊細な外観が美しいゴシック建築。この時も改修工事のまっ最中だったが、 まだ続いているらしい。14世紀末に着工されて500年近くかけて完成したとか。カトリック教会のパワーを実感する。
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六本木ヒルズに日本ブランチを出して話題を呼んだ「Sadler」。ミラノの本店は、 町はずれのとてもわかりにくい場所にあった。おまかせコースといきたいところだが、2ピアットで ごめんなさい。写真は両方ともプリモ・ピアット。左側は上品なガスパチョ、右側はイワシのフリットの サラダ仕立て。塩加減がほどよく、好みの味付けだった。
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<泊まってみて>
プロローグで書いた通り、初体験の出来事があったために印象に残ったホテルです。まず、 最初にアサインされた部屋のドアを開けると、バスルームの床に洗面台がゴロンと転がっていたのです。 すぐにレセプションに事の次第を話して、アサインし直してもらったのですが、こんなことがあるもんだと びっくりしました。さらに従業員の一部がストライキに参加したため、3日目の朝食はコールドミールだけ、 バゲッジは自分で運ぶことに。いかにもイタリア的だと思えたできごとでした。ミラノという土地柄か、 あまりフレンドリーでないスタッフが多い中、コンシェルジュは有能でした。
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編集後記 | From editors
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11月15日付の日経新聞の別冊プラス1に「部屋をホテルみたいに」という記事がありましたが、 ご覧になりましたか。自宅のインテリアをホテルの客室のようにする方が増えているとのこと。 インテリアほどお金をかけられなくても、今ではベッドから湯飲みまで買えますから、 お気に入りのホテルのロゴ入りグッズを自宅で使っています、なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。 さて、次回は疲れた体をやさしく癒してくれた温泉旅館をご紹介します。ホテルもそろそろ クリスマス・モード。何か計画していらっしゃいますか。
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