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ホテル・アーカイブズ通信 - http://www.hotel-archives.org
HOTEL ARCHIVES
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ごあいさつ
このメールマガジンは、実際に泊まったホテル・リゾート・旅館を、泊まった人の視点でご紹介する目的で 発行しております。 国内、海外をアットランダムに取り上げていきますが、将来きちんと整理して、 データベースにしていこうと思っております。

今週は、今年6月ローマにグランド・オープンしたばかりのホテル・カポ・ダフリカをご紹介します。 ソフトオープン時に滞在した際、さりげないアート感覚のインテリアと、眺めのすばらしい朝食室が気に入ったホテルです。 コロッセオから徒歩10分、観光地やショッピングエリアの喧騒を離れ、にわかローマっ子になったような感覚で 食事やお茶を楽しむことのできるチェリオ地区にあります。
「ホテル・アーカイブズ通信」 発行人
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ホテル・アーカイブズWEBサイトAnnexを更新しました。

Annex 神宮前瞬のつぶやきコラム
ザ・ウィンザーホテル洞爺 vs 六本木ヒルズ Part2 フレンチ対決

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TODAY'S HOTEL Volume.28
Released at 09 Dec. 2003
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Hotel Capo d'Africa
基本情報 | basic info about hotel
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名称:
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ホテル カポ・ダフリカ (ローマ/イタリア)
所在地: Via Capo d'Africa 54 00184 Roma Italy
TEL: +39 06 772 801
FAX: +39 06 772 80801
室数: 65室
主な施設: 朝食室 バー ジム  
URL: http://www.hotelcapodafrica.com/
プロフィール: ローマ遺跡の一つであるコッロセオから徒歩10分ほどの住宅街にある、ブティックホテル。 20世紀初期の建築を外観だけ残し、中は完全なコンテンポラリーなインテリアになっている。 ホテルの周辺はチェリオ地区といって、NYならビレッジに相当するような地域で、ローマっ子が 集うカフェやレストランも多い。地下鉄を使えば、他の観光名所やショッピングエリアにもさほど 遠くないロケーション。
泊まった部屋: 219号室 (ソフトオープン時のため特別レートだった)
参考:正規室料 1泊朝食付き2名利用 1室280ユーロ(税別)
撮影時期: 2003年3月
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詳細情報 | Details
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ホテルというよりだれかの邸宅のような、4階建てのホテルのエントランス。 泊まった部屋はエントランス側にあり、道路をはさんでアパートと向かいあうかたちになる。
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エントランスを入って右手にあるロビーラウンジ。壁には、タイヤゴムをリサイクル利用したバラのオブジェが咲いている。 アイボリーの床や壁に映えるような色使いの椅子が品良く置かれている。
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エントランスの左手にはバースペースがある。棚に並べられたボトルまでオブジェのように見えるほど、 アーティスティックな雰囲気。シガーも吸えるとのこと。
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泊まった219号室の室内。入り口を入るとすぐ左手にバスルームがあり、反対側にクローゼットが配置されている。 ベッドルームは20平米弱程度だが、天井が高いうえ家具類もすっきりしているので、広く感じた。 ライティングデスクは窓際にあり、手元が明るい。モジュラージャックがあり、ネットへのアクセス可能。
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室内は、ベージュやイエローといった暖色系で落ち着いたカラースキーム。 革張りの一人がけソファの鮮やかな赤がアクセントになっているが、ツインの部屋にくつろげる椅子がこれしかなかったのは残念。
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ベッドは高さがやや高いタイプで、カバーの下にはダウンの上掛けがかかっていた。 広々したプライベート・テラスのついたスイートも含め、全室、広さやレイアウトが異なるとのこと。 泊まった部屋は、ベッドルームを広めにしてバスルームをコンパクトにしたようだ。 窓付きバスルームの部屋やコネクティングルームもある。
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バスルームがとても狭く、うまく撮影することができなかったので、アメニティグッズでご容赦。 オリジナルのものらしいがメーカー不明。バスタブもかなり小さめだった。こんなに狭いのにビデがちゃんとあり、専用のソープまで備えられている。 スリッパあり。このときには用意されていたが、すべてのカテゴリーにバスローブがあるかどうかは、要確認。
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4階にある、ルーフトップテラスが2方向についた朝食室。陽の光がたっぷり注いで、とても気持ちのいい場所だった。 左側のガラス扉の外にあるテラスからは、コロッセオが見える。家具の色あいやコンテンポラリーなアレンジメントなどの、控えめなアート感覚が心地よかった。
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コロッセオと反対側のテラス。向かいのアパートが目に入ってしまうが、広いテラスで朝食をとるのは気分がいいはず。 滞在した時はまだまだ寒く、残念ながらオープンエアを堪能できなかった。朝食だけではもったいない気がする。
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ビュッフェ形式のコンチネンタル・ブレックファストは、絞りたてのブラッド・オレンジジュースの香り高くさわやかな味が、 イタリアの朝食という印象を強めてくれる。ビジネス客らしきゲストが多かった。
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<泊まってみて>
ブラン・ニューのホテルにもかかわらず、レストランの案内や列車の時刻調べなどを頼んだ時の、 スタッフの対応がとてもよかったのが印象に残りました。交通至便の立地と言い難いのがウィークポイントですが、 逆に、観光地化していない周辺地域の雰囲気が心地良いとも言えるでしょう。 全室、広さやレイアウトが異なるということなので、予約時に好みを伝えたり、到着してからでも、 気に入らない場合には他の部屋を見せてもらうなどしてみてはいかがでしょうか。 スタッフの感じよさも含めて、ローマのリピーターにおすすめしたいホテルでした。 周辺のレストランで美味しいと思ったのは、Il Bocconcino。コロッセオ周辺の観光客目当てのレストランと異なり、 地元の人たちがよく食べにくるといった感じのところでした。
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編集後記 | From editors
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師走に入り、日に日に寒くなってきました。日常生活に加え、忘年会、クリスマス、新年への準備など、何かと気ぜわしいシーズンですね。 いわゆるシティホテルは、正月シーズンを終えた直後の稼働率が1年で一番落ち込む頃とかで、かなりお得なレートやパッケージを出してきます。 この時期に、今まで手が届かないと思っていたホテルに、ちょっと奮発して泊まってみるのもいいかもしれません。 さて、ホテル・アーカイブズ通信は、年内あと2回発行します。2週連続で沖縄のリゾートをご紹介する予定です。 真夏の太陽の下、思いっきり日焼けを楽しむのもいいですが、身近な避寒リゾートとしても便利なエリアですね。
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