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このメールマガジンは、実際に泊まったホテル・リゾート・旅館を、泊まった人の視点でご紹介する目的で
発行しております。 国内、海外をアットランダムに取り上げていきますが、将来きちんと整理して、
データベースにしていこうと思っております。
今週は、まさにシティリゾートという呼び名がふさわしいザ・ナハテラスにご案内します。
もともと日本初のリージェントホテルとして建設され、バスルーム革命のパイオニアとなったホテルでした。
広い面積、総大理石張り、独立したシャワーブース・・現在、高級ホテルのほとんどが採用しているスペックを十数年前に実現していました。
そんな歴史を持つホテルを、ここのエステがお気に入りのヴェロニカさんがご紹介してくれました。 |
「ホテル・アーカイブズ通信」 発行人 |
いつもホテル・アーカイブズ通信をお読みくださり、ありがとうございます。
さて、年内は今週号にて終了し、次号は来年1月6日(火)に発行します。今年6月に創刊してから
30軒のホテルやリゾート、旅館をご紹介してまいりました。来年も個人旅行向きのステイ先を厳選してご紹介したいと思っておりますので、
引き続きご愛読いただきますよう。新しい年が皆様にとりまして幸多き年となりますことをお祈りしております。 |
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Volume.30
Released at 23 Dec. 2003 |
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ザ・ナハテラス |
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名称: |
ザ・ナハテラス |
所在地: |
沖縄県那覇市おもろまち2-14-1 |
TEL: |
098-864-1111 |
FAX: |
098-863-3275 |
室数: |
145室 |
主な施設: |
レストラン3、ロビーラウンジ、ショップ、エステルーム、屋外プール |
URL: |
http://www.terrace.co.jp/naha/index.html |
プロフィール: |
1987年、日本初のリージェントホテル「リージェント沖縄」として建てられ、2年で全日空傘下の「パレスオンザヒル」となり、
さらに99年、テラスホテルズに経営が移り、現在の名前になったホテル。当時としてはめずらしく、一部の部屋のバスルームには独立したシャワーブースを設置し、
バスルームとベッドルームの間に窓を切って、開ければ外まで見通せるという設計だった。 |
泊まった部屋: |
クラブフロア、クラブキング906号室 室料26,250円(税・サ別)
(グレースフル・メンバーズの会員割引を適用) |
撮影時期: |
2003年9月 |
投稿者 |
ヴェロニカ |
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写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。 |
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クラブキングの部屋。窓は国際通り方面向きで那覇市街が見渡せます。新しく開業したモノレールも見えました。
ブセナテラスに比べるとそっけない感じの部屋で、ベッドや椅子の使い心地は可もなく不可もなくといったところ。
この部屋はカーペット敷きですが、フローリングの部屋もあります。パブリックエリアに比べ、客室や客室フロアがかなり暗く感じるのは、
いつもブセナテラスから移動してくるせいでしょうか?
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ハリウッドツインのベッド。ブセナテラスからインフォメーションが伝わっていて、低めの枕が2タイプ用意されていました。
ベッドサイドテーブルがない点が少し不便でした。壁に飾られているのは、琉球ガラスを使った作品。館内いたるところに、
この色鮮やかな琉球ガラスの作品が置かれています。リビング代わりにクラブラウンジですごしたり、プールでのんびりしたりと、
ここでは部屋に長くいたことがあまりありません。 |
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バスルームの入り口ははベッドの横にあります。右手に洗面台、左手に十分な大きさのバスタブがありますが、
この部屋にはシャワーブースはありません。リージェント時代の面影を残すバスルームは、以前泊まったエグゼクティブスイートにありました。
アメニティはすべてブセナテラスと同じで、資生堂の製品。イスや使用済みタオルを入れる籠が置かれているのも同じです。
バスローブだけは、個人的にこちらの方が好みです。肩が凝りそうに重いタオル地でなく、薄手の軽いもの。 |
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2Fにある屋外プール。小さなプールで、たいてい人がいないので貸しきり状態です。
今年は沖縄が人気だったせいもあり、珍しくデイ・ベッドがすべて埋まっている時がありました。
街中とは思えない静かさの中で泳いだり、水に浮かんでボーッと空を眺めるのは、このホテル滞在時のお楽しみのひとつ。
バーもあり、ドリンクや軽食を取ることができます。 |
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2Fのプールから眺めた1Fロービラウンジのテラス。滝が流れ、涼しげな雰囲気。
館内のテラス部分は、すべてこのタイプの家具で統一されています。このテラスに面して、こぢんまりとしたロビーラウンジとバーが室内にあります。
旅行客だけでなく、地元の人たちが仕事の打ち合わせや喫茶などに利用しているようで、1日中賑わっています。 |
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クラブラウンジのテラス。朝食、お茶、カクテルなどが出されます、朝食はブッフェでなく、
アメリカンかヘルシーブレックファーストのコースを選び、順番にサーブされます。ただどちらもボリュームがあり、
ヘルシーと言いつつ、ジュース、ヨーグルト、フルーツ、シリアル(サンドイッチやパンケーキも選択可)と全部いただいたら、
朝からお腹一杯になります。朝食を終える頃にはだいぶ暑くなってくるので、食後のコーヒーは冷房が効いた室内ラウンジで。 |
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ロビーのちょっとしたコーナー。館内で使用されている家具は、すべてこのようにリゾートっぽさを感じさせつつもモダンな雰囲気。 |
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まわりが静かな住宅街なので、国際通りや公設市場周辺の喧騒から帰ってくるとホッとできます。
同じテラスホテルでも、ナハテラスのサービスの方が洗練されていて、好感が持てます。
ベテラン・スタッフも多く、安心していろいろ頼めます。規模が小さい分、目が行き届くのでしょうか?
客層もブセナとは違い、若いカップルは少なく、ビジネス客も含め年齢層が高めです。エステもこちらの方が断然上。
施設の雰囲気やスタッフの技術も高くて、毎回こちらにお世話になっています。月1で東京から通って来る女性アナウンサーもいらっしゃるとか・・・。
ホテルのすぐ裏手には再開発で誕生した「おもろまち」があり、さらに素敵なホテルになって欲しいと思います。 |
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先週から2週連続で、代表的な国内避寒地、沖縄のリゾートをご紹介しました。寒い時には暖かいところへ、暑い時には涼しいところへ行きたくなりますね。
しかし、人によっては寒い時には北国へ、暑い時には南国へ行きたくなる方もいらっしゃるでしょう。たとえば、寒いところは冬にこそ行く価値があり、
美しい雪景色を眺めながら温泉につかるのが最高!と。まさにこれが個人旅行の醍醐味ですね。自由な発想のもとに旅を組み立て、使う時間とコストを
計算して・・。手配がすっかり終わったら、なんだか旅の8割くらいが終わってしまったように感じるのは私だけでしょうか。さて、新年第1号は、
国内では数少ない本格的なスキーリゾートをご紹介します。
Merry Christmas and a Happy New Year! |
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