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このメールマガジンは、実際に泊まったホテル・リゾート・旅館を、泊まった人の視点でご紹介する目的で 発行しております。
国内、海外をアットランダムに取り上げていきますが、将来きちんと整理してデータベースにしていこうと思っております。
今週ご紹介するザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパは、10年ほど前のバブル後期に鳴り物入りでオープンした豪華リゾートホテルが、
苦難を乗り越えて再オープンしたことで有名です。また、ミシュラン三ツ星レストランや京都の料理旅館の出店など、飲食施設の豪華さでも話題になりました。
そんなウィンザー洞爺をまさあきさんがご案内してくれます。 |
「ホテル・アーカイブズ通信」 発行人 |
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Volume.33
Released at 20 Jan. 2004 |
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ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ |
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名称: |
ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ |
所在地: |
北海道虻田郡虻田町字清水 |
TEL: |
0142-73-1111(0120-290-500) |
FAX: |
0142-73-1191 |
室数: |
398室 |
主な施設: |
レストラン9 バー2 ショッピングモール ライブラリー スパ ジム
プール 大浴場(温泉) サウナ ゴルフコース スキー場 テニスコート |
URL: |
http://www.windsor-hotels.co.jp/index.html |
プロフィール: |
1993年オープンした「ホテルエイペックス洞爺」を前身とする。TVドキュメンタリーにも登場するような紆余曲折の末、2002年6月に再オープン。
『ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン』(フレンチ)、『美山荘』(摘草料理)をはじめ、豊富な料飲施設やアクティビティ施設を有する本格的なリゾートホテルである。
札幌および千歳空港から車で約2時間。JR洞爺駅から無料送迎バスで約45分。The Leading Hotels of the World 加盟ホテル。 |
泊まった部屋: |
スーペリアルーム 料金はいずれも1泊2名利用の1名分(サ込税別)
『スパ・ビューティープラン「Fille」』25,000円(トリートメント(60分)、クリスタル ブルー クラブ利用無料、朝食付)と『ウィンターステイプラン』16,000円(朝食付)を利用 |
撮影時期: |
2003年3月 |
投稿者: |
まさあき |
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写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。 |
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ホテル外観。東に洞爺湖、西に内浦湾を望む高台の素晴らしいロケーションに位置する。
一棟ポツンと建っている姿はかなり目立ち、景観に調和しているとは言い難い。建物中央の円柱は階段室で、その横にエレベーターホールがある。 |
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ロビー上部のブリッジからの眺め。洞爺湖を一望できる。到着時にはロビーでウエルカムドリンクのサービスがあり、長旅で乾いた喉を潤してくれる。
また、定刻にはピアノ、ヴァイオリン、フルートなどの生演奏があり、優雅な空間を演出している。 |
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このホテルの最大の売りは「ロケーション」であろう。リゾートホテルにおいて「ロケーション」が重要なファクターであることを再認識させられる。
そのメリットを活かすべく、ホテルの随所に最大限の広さを確保した多くの開口部を設け、壮大なパノラマを愉しめるよう工夫している。写真右端が洞爺湖温泉街、昭和新山、有珠山。 |
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『クリスタル ブルー クラブ』のプール。西側面は内浦湾が一望できる総ガラス、上部はトップライトになっており、明るく開放感いっぱいの25mの室内プールである。
プールの先には大きなジャクージがあり、羊蹄山(蝦夷富士)を正面に眺めながら疲れを癒すことができる。また、プール脇にはサウナが設けられている。なお、施設利用は有料。 |
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『ブルーム スパ トーヤ』の「VIPルーム」。
スパにはヘルシーな料理を供する『カフェ・デリ』、ラウンジ2ヶ所、カウンセリングルーム2室、1ベッドトリートメントルーム10室、2ベッドトリートメントルーム2室があり、充実した施設である。
洞爺湖が眺められる施術室は「VIPルーム」と呼ばれ2室ある。アロママッサージを受けたが、あまりの気持ち良さについウトウトしてしまった。 |
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『ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン』はミシュラン三ツ星レストランの日本店。
ホテル最上階の洞爺湖側、内浦湾側の両方に客席があり、昼夜とも同じメニュー・価格なので、景色が愉しめる昼食がお勧め。
素材を活かした料理、美しい盛り付けだが、味に特筆するほどの感動はなかった。
しいてあげれば名物料理の「野菜のガルグィユ」は盛り付け、茹で加減とも申し分なかった。ドレスコードを設ければ、より一層良い雰囲気になるのでは。 |
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『美山荘』のエントランス。京都にある摘草料理で有名な旅館のお店である。
店内は銀色や朱色などに塗られた竹が立てられ、天井から芭蕉布が垂らされるなど斬新なデザインである。
料理は美味しかったが、もう少し地元の食材を取り入れては、と思った。スタッフの丁寧な料理の説明や接客には好感が持てた。 |
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『スーペリアルーム』。約40平米のシンプルな客室で、一人掛け椅子が2脚とオットマンおよびテーブルが備えられている。
清掃やメンテナンスが行き届いた、清潔な客室。窓は床から天井まで大きくとられ、眺望を重視したつくりとなっている。
ベッドはちょうど良い硬さで、寝心地は良かった。 |
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客室入り口の右側に、中に籐製の棚籠とセイフティーボックスを備えた大きめのクローゼットがある。
ベッドの向かい側にはトランクベンチと引き出し、やや奥行きが足りないライティングデスク、むき出しのテレビが並ぶ。
写真には写っていないが、窓際に、外壁と柱との間の空間を上手く利用し設けられたミニバーと冷蔵庫がある。
ミネラルウォーター1リットルが無料サービスとなっている。 |
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浴槽、洗面台、トイレからなる一般的なバスルームだが、メンテナンスは行き届いている。
ただ、浴槽と洗面台共用の排水音が気になった。バスアメニティーは「ブルガリ」。バスローブとスリッパは毎日取り替えられ感心した。
温泉大浴場『山泉』は「檜風呂+露天風呂+サウナ」と「御影石風呂+サウナ」に分かれ、日替わりで男湯と女湯が入れ替わる。
主に大浴場を利用したため、客室のバスは一度しか利用しなかった。 |
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『アンバサダースイート』は約90平米のワンルームタイプのスイートルーム。
各スイートルームには独立したシャワーブースが設けられ、中には窓付のバスルームがあるスイートルームも。
望遠鏡が備えられているが、キタキツネでも観察するのであろうか?
料飲施設やアクティビティ施設が充実しているので、客室にお籠もりしない限り、スーペリアルームで十分と思われる。 |
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「素晴らしいロケーション」と「豊富な料飲施設」で話題のホテルであり、評判通りのホテルでした。
それにも増して「清潔感溢れる館内」とスタッフの目配りや笑顔での応対、廊下で出会った際には、立ち止まっての「行ってらっしゃいませ」「お帰りなさいませ」の挨拶など、「スタッフの接客」には感心しました。
また、プール、スパ、大浴場など更衣を必要とする施設に、バスローブを着用して客室から出かけられるのは大変便利でした。
最上階にあるライブラリーは、眺望が素晴らしいうえに利用客も少ないため、リラックスするにはいちおし。
今回はまだ雪が残る晩冬の宿泊でしたが、アウトドアのアクティビティが愉しめる季節に再訪してみたいホテルです。 |
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先週末、東北にスキーに行ってきました。2日とも天候に恵まれ、少し雪焼けしました。
バブル期に一気に増えたスキー人口は、バブル崩壊とともに減少の一途。
流行に乗っただけのスキーヤーがいなくなってよかったと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、開いているだけで赤字がふくらむため、閉鎖を余儀なくされたスキー場が数多くあります。
このままスキー人口が減っていけば、ある日スキー場がなくなっていたなんてことがあるかも・・。
進歩著しい用具、高速リフトやゴンドラの整備、安くなったリフト券、空いているゲレンデ。
今ほどスキーを始めるのに条件が揃っている時期はないでしょう。
かつてスキーヤーだった方でしたら、カービングスキーを試してみてください。驚くほど楽にターンができます。
カービングスキーはこれまでのスキーと技術的に若干異なりますので、インストラクターに手ほどきしてもらった方がより早くコツがわかります。
さて、次回は、世界中のビジネス・エグゼクティブから高い評価を受けている、アジアのシティホテルをご紹介します。 |
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