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このメールマガジンは、実際に泊まったホテル・リゾート・旅館を、泊まった人の視点でご紹介する目的で 発行しております。
国内、海外をアットランダムに取り上げていきますが、将来きちんと整理して、データベースにしていこうと思っております。
そろそろ春の訪れを告げる梅の便りが届く季節になりました。今週は、梅の名所「偕楽園」で有名な水戸にある、ちょっと郊外のホテルをご紹介します。
バイパス沿いの雑木林越しに、ヨーロッパ風の外観が目立つ水戸プラザホテルは、大きなアトリウムが魅力です。
上野から特急で1時間、1泊プチ旅行に向いています。 |
「ホテル・アーカイブズ通信」 発行人 |
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Volume.35
Released at 03 Feb. 2004 |
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水戸プラザホテル |
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名称: |
水戸プラザホテル |
所在地: |
茨城県水戸市千波町2078-1 |
TEL: |
029-305-8111 |
FAX: |
029-305-8520 |
室数: |
85室 |
主な施設: |
レストラン3 バー・ラウンジ カフェ |
URL: |
http://www.mito-plaza.co.jp/ |
プロフィール: |
1983年伊勢甚本社が設立し、2001年、現在の場所に新築移転したホテル。
10数年培ってきた水戸を代表するホテルとしての実績をもとに、「森の中の迎賓館」に生まれ変わった。
大きなアトリウムガーデンの周囲に客室を配し、サバーバン・リゾートといった雰囲気がある。
2室あるジャグジースイートが人気。JR水戸駅から無料シャトルバスで10分。 |
泊まった部屋: |
ツインルーム
正規室料 1泊2名利用 1室21,000円(税サ別) |
撮影時期: |
2002年10月 |
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写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。 |
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泊まったツインルームは42平米の広さがあり、天井高も十分。ゆったりしていて居心地がよい。
ベッドは、かのウェスティンがシモンズ社と開発したヘブンリーベッドと同じ仕様のもの。
多少硬めの寝心地だが、起きた後にふしぎと体が軽く感じる。 |
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2つある窓は大きく、部屋は明るいが、まわりを眺めても面白い景色がないのは残念。
窓際にはキャスターのついたスツールを備えたドレッサーが置かれ、自然光のもとでメイクアップできる。 |
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濃いエンジ色の家具調度類が落ち着いた雰囲気をかもし出している。
入り口横にあるクローゼットとミニバーのコーナー。 |
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大理石張りのバスルームは広く、10平米以上ある。トイレはドアを開けても見えないように仕切りの奥に設置されている。
スタンダードでもダブルシンクなのはうれしい。 |
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洗い場付きのバスルーム。シャワーは、固定式とハンドタイプの両方があって便利。
バス・アメニティはホテルオリジナルのもので、垢すりもあった。 |
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3階にある宿泊者専用のリラクゼーション・ラウンジからアトリウムを見下ろす。
アトリウムは、気候のよい時ガラス天井を開け、風が吹き抜けるようにして、自然との一体感をはかっている。
下に見えるカフェから周囲を見ていると、パリのどこかにある、中庭のカフェと錯覚してしまいそう。 |
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リラクゼーション・ラウンジでは、朝、午後、夜の一定時間帯に、コーヒーや紅茶、ソフトドリンクの他、軽いアルコール類もいただける。
笠間焼きの素朴なカップでコーヒーを飲みながら、高いガラス天井越しに空を眺めていると、ほんとうにリラックスできた。 |
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同じく、リラクゼーション・ラウンジ。家具、調度類もなかなか趣味のいい物を置いている。 |
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3つあるレストランのうち、イタリアンを中心とした洋食系を出す「ローズ」のインテリアは完全にアジアンテイスト。
釜焼きのピザや水戸プラザ名物のカレーは美味しかったが、全体的にはもう1歩。中華の四川飯店は逆に超モダンなインテリア。
麻婆豆腐で有名なチェーンの1軒。時折点心の実演をしている。 |
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夜のアトリウムは、街灯を模した照明がロマンティックな雰囲気を演出しており、周囲の窓を通して内部が浮き上がって見える。
アトリウムに面した客室があり、窓からの眺めは面白いかもしれない。 |
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都心のホテルでは望めない客室の広さがあるうえ、泊まるたびに向上する若いスタッフの対応にも温かみが感じられ、居心地のよいホテルになりつつあります。
周囲にディナーにふさわしい所がなかったので、ホテルのレストランを利用しましたが、メニューや味は今ひとつ。
カフェで出される自家製のケーキ類はなかなかの水準です。これでプールやスパがあれば、完全なリゾートモードになるのに・・といつも思います。
偕楽園は梅だけでなく、他の季節も楽しめますし、那珂川沿いには桜並木があり、絶好のお花見ポイントです。
また、少し足を伸ばせるようでしたら、笠間の日動美術館もおすすめです。 |
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新しい年が明けて、あっという間に1ヶ月経ってしまいました。どうも年を取るごとに、加速度的に時間の経つのが速くなるような気がしてなりません。
これから何回海外旅行に行けるだろうか、これから何軒の旅館を訪れることができるだろうか・・。
果ては、これから何食美味しいものがいただけるだろうかとまで考えると、どれもがとても大切に思われておろそかにできません。
そして、楽しい時間を共有してくれるパートナーや友人たちの存在も忘れてはなりませんね。ふとそんなことを思う今日この頃です。
さて、来週は、歴史ある温泉地再生のシンボルのような小さな宿をご紹介します。まだまだ寒い日が続きますので、くれぐれもご自愛の程。 |
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