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ホテル・アーカイブズ通信 - http://www.hotel-archives.org
HOTEL ARCHIVES
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ごあいさつ
このメールマガジンは、実際に泊まったホテル・リゾート・旅館を、泊まった人の視点でご紹介する目的で 発行しております。 国内、海外をアットランダムに取り上げていきますが、将来きちんと整理してデータベースにしていこうと思っております。

今号から3号連続して、イタリアの美しいホテルをご紹介します。最初は、中世に建てられた僧院を改装したホテル チェルトーザ・ディ・マッジャーノです。 イタリアのシエナの郊外にあり、広大な敷地にはオリーブ園まであり、そこで採れたオリーブ油が食卓で供されるとか。 中庭に面した回廊が往時を偲ばせるホテルを、イタリア大好きなヴェロニカさんがご案内してくれます。
「ホテル・アーカイブズ通信」 発行人
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TODAY'S HOTEL Volume.40
Released at 16 Mar. 2004
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Hotel Certosa di Maggiano
基本情報 | basic info about hotel
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名称:
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ホテル チェルトーザ・ディ・マッジャーノ
所在地: Strada di Certosa 82, 53100 Siena, Italy
TEL: +39-0577-288180
FAX: +39-0577-288189
室数: 17室
主な施設: ダイニングルーム、ラウンジ、ライブラリー、プール、テニスコート
URL: http://www.certosadimaggiano.com/
プロフィール: 1300年代に建設された僧院を修復、改装して、1975年にホテルとして開業。 建物自体はその時代のままであるが、内部のデコレーションはとても洗練されており、今までも各種写真集、雑誌に数多く紹介されている。 「冬のダイニングルーム」「ローマ皇帝のホール」「トスカーナのキッチン」など名前がついたパブリックスペースのデコレーションは特筆に値する。
泊まった部屋: スーペリアルームで予約していたがスイートにアップグレード。
スーペリア、朝夕食付き2名で約70,000円(税・サ込み)
事前に約半額のデポジット支払い
撮影時期: 2001年2月(一部2002年6月)
投稿者: ヴェロニカ
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詳細情報 | Details
zoom 写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
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ホテル入口を入ると中庭を囲んでこの回廊が広がっています。 一部がフロントオフィスになっており、各ゲストルームもこの中庭の廻りに位置しています。 私達が滞在した部屋からダイニングルーム、ラウンジ等パブリックスペースに行く為にいつもこの回廊を通りましたが、とても気持ち良かったです。
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夜の回廊風景。2月でしたので外でお食事というわけにはいきませんでしたが、昼間お茶をいただきました。 夏場はこちらでディナーも可とのこと。夜には、この回廊だけでなく、併設された教会や鐘楼もライトアップされて、たいへん荘厳な雰囲気でした。
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ホテルの庭といってはあまりにも広大すぎる一画。 プールやテニスコートもあり、気候のいい季節でしたらどこにも行かずにホテルでのんびりもいいかもしれません。 糸杉、オリーブやブドウ畑、テラコッタ、数百年前から変わらないトスカーナの風景はとても心を和ませてくれます。
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料金的には中間位の部屋を予約していましたが、2月で空いていたせいか、2階にあるスイートにアップグレードされていました。 リビングルームとベッドルームに分かれているタイプ。リビングルームのテーブルには、トスカーナのお約束、「Vino Santo」(食後用の甘いワイン)と「Cantucci」(ビスコッティ)が用意されていました。
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部屋のソファ、イスは赤、カーテンは黄色の大変美しいファブリックが使われていました。 このホテルは、各部屋すべて異なるインテリアデザインで、パブリックスペースも含めとても洗練されたデコレーションです。
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キングサイズのベッド。ターンダウン時には赤い薔薇が飾られていました。 この部屋の寝室、リビングの窓はシエナ方向を向いており、トスカーナの田園風景の中に、シエナのマンジャの塔が見えます。
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寝室とバスルームが繋がった作りになっていました。 部屋の割にはそれほど大きなバスルームではありませんでしたが、シングルシンク、タブの他、独立したシャワーブースがついていました。 バスルームの窓からは1階の中庭や回廊が眺められました。
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世界で最も美しいと言われるシエナのカンポ広場。夏のパリオが有名ですが、私が訪れた2月はオープンカフェもなくとても静かでした。 ホテルは城壁の外ですが中心部まで車で5分程。シエナ観光以外に、キャンティやモンタルチーノなどトスカーナを代表するようなワイナリーを訪れたり、近郊の街へ行くことも可能です。
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<泊まってみて>
期待していた以上のホテルでした。内部の様子は数多くの写真でおおよそわかっていましたが、長年ここのホテルで働いているだろうと思われるスタッフのゲストへの心遣いもすばらしかったです。 冬場も静かでお薦めですが、季節のいい時期だと、さらにトスカーナとこのホテルの美しさ、素晴らしさが堪能できるのではないでしょうか。
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クイズ | Quiz
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a b c
上の3枚の写真は、いずれもホテルで見た物です。 それぞれの名前か、使い道をご回答ください。回答はハンドル・ネームとお好きなホテルとともに、 下記へメールでどうぞ。
info@hotel-archives.org
締め切りは3月20日(土)必着。正解は次号にてお知らせしますのでお楽しみに。
編集後記 | From editors
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取材を兼ねた旅行のため、1週お休みさせていただきました。久しぶりに訪れたニューヨークは、比較的天候にも恵まれ、おおいに街歩きを楽しみました。 かつて個性的なショップが軒を連ねていたSOHOがブランド街になってから久しく、NOLITA、CHELSEA,などに分散してしまいました。 今注目を集めているのが、MEATPACKING DISTRICT。ウエストサイドの10番代ストリートあたりで、9番街にMARITIME HOTELというブティックホテルがあるようです。 残念ながら時間に余裕がなくて訪れることはできませんでしたが、近々いらっしゃる予定の方のご参考までに。 さて、来週と再来週にはフィレンツェにあるホテルのインテリアデザインの異なる2つのスイートを連続してご紹介します。 今年の桜の開花予想によると、東京では今週中にも咲き始めるということです。昨年に引き続き、お彼岸に花見という地球温暖化を身近に感じるシーンが展開されそうですね。
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