vol049 四季の郷 喜久屋 8
夕食の締めに出されたのが、地元岩船産コシヒカリの焼きおにぎりに塩引きの鮭を合わせた茶漬けだった。新潟の宿だけに、最後は当然コシヒカリの白い御飯と思わせておいて、いい意味での変化球である。白い御飯は朝にいただけばいいし、料理自慢の宿にふさわしい締め、そして夕食だったと感じた。満足感は大きい。