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Volume.69
Released at 19 Oct. 2004 |
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The Oberoi, Lombok
開放感あふれるプライベートプール付きヴィラ |
ジ・オベロイ・ロンボクを訪ねたのは、雑誌でプールヴィラを見た時、一目で「泊まってみたい」と思ったからです。
実際宿泊してみると、小鳥のさえずりで目覚め、リクエストした時刻に運ばれてくるルームサービスの朝食で一日が始まり、陽射しが強くなるとプールでひと泳ぎ、デッキチェアでお昼寝、その後プールサイドで午後のビールと、至福の時がスムースに流れました。
泊まったLuxury Villa with Pool Ocean Viewは、淡い赤褐色の石塀に囲まれ、テラス部分を除き、プライバシーはほぼ完全に守られています。
ヴィラ全体は255平米と広く、門を入ると、まず縦長の中庭(約50平米)があり、その中庭をはさんで、左側にテラスとバスガーデン(各約18平米)を持つ客室(約66平米)、右側にプール(5m×8m、水深1.5m)と、その奥にダイニングパビリオン(約16平米)があります。客室やプールは十分な広さで、満足できるプールヴィラでした。
スタッフも観光地化されたバリに比べ、素朴かつフレンドリーで、笑顔も多かったように感じました。いくつか細かなことで納得のいかないことがありましたが、このようなアジアのリゾートではあえて目をつぶり、ゆったり流れる時の幸せを満喫した方が賢明のように思えました。 |
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名称: |
ジ・オベロイ・ロンボク (ロンボク島/インドネシア) |
所在地: |
Medana Beach, Tanjung, West Lombok, N.T.B.,
Indonesia |
TEL: |
+62-370-638-444 |
FAX: |
+62-370-632-496 |
室数: |
50室 (ヴィラ20棟+テラスパビリオン30室) |
主な施設: |
レストラン2 バー ライブラリー ブティック ヘルススパ ビーチクラブ プール テニスコート |
URL: |
http://www.oberoihotels.com/home.asp |
プロフィール: |
バリ島から東へ空路30分に位置するロンボク島、その中心都市マタラムから北へ28q、車で約45分にある人里離れたメダナビーチに沿って、リゾートは静かに佇んでいる。
インドを中心に数多くのホテルを運営するオベロイホテルグループのひとつで、1997年に開業。Small Luxuary Hotels of The Worldに加盟。 |
泊まった部屋: |
Luxury Villa with Pool Ocean View 正規室料:1室1泊
575米ドル(税サ別) |
撮影時期: |
2004年8月 |
投稿者: |
まさあき |
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椰子の木と調和した建物
プール(海側)から池越しにロビーを見る。建物が椰子の木よりも高くならないように高さを抑え、景観への配慮がうかがえる。
中央がレセプションのあるロビー、左側がメインダイニングの「Lumbung Restaurant」、右側が木彫の実演やアフタヌーンティが供される「Tea Pavilion」である。 |
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素晴らしいロケーション
ロビーから海を眺めると、2つの池に挟まれたプール、ビーチ、海へと続き、その先にはダイビングで有名なギリ3島のうちのひとつギリ・アイルが、視界が良い日にはバリ島の最高峰アグン山も見え、水平線に沈む夕陽も素晴らしい。
プールと池の周りに4つの「Bale Bengong」(東屋のお休み所)があり、早朝から場所取りが見られるほど人気がある。なお、夕食時には25米ドル(要確認)で、プライベイトダイニングとして利用可。 |
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絶好のサンセットビューポイント?
リゾート西端の崖下にある「Beach Club」。スキューバダイビング、シーカヤック、サンセットクルーズなどのマリンアクティビティが用意されているが、位置的な問題からか、あまり利用されていないようだ。
簡素なバーが併設されており、夕陽を眺めながらのカクテルは格別であろう。
なお、リゾートのビーチは狭く、波打ち際の砂は粗くて貝殻も多いので、素足での歩行は避けた方が無難。 |
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水準のお料理
ロビー脇の池(プール)に面したメインダイニング「Lumbung
Restaurant」は、オープンエアのレストランで、アジア料理とコンチネンタル料理の夕食のみを供する。
この他、シーフードレストラン「Sunbird Cafe」があり、こちらでは、ア・ラ・カルトだけではなく、時折、ローカルフードビュッフェやビーチバーベキューなど、趣向を凝らした夕食を供している。 |
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ゲストの語らいの場
ロビー脇にある「Tea Pavilion」で、毎日午後4時から5時まで、無料のアフタヌーンティが供される。ティー、コーヒー、3種類のお菓子が出された。
大きなテーブルのまわりに座布団(マット)が置かれ、まるで日本の茶の間の光景。これが幸いし、テーブルを囲んだゲスト同士の語らいの場になっている。
ゲストはイタリア、スペイン、フランスなどの比較的若いカップルやファミリーが多く、アジアからは韓国のハネムーナーが多いとのこと。 |
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タイムトリップのはずが・・
スパとジムが併設された「Health Spa」には、同じ造りの施術室が2室ある。セミオープンエアで寝台が2つ、浴槽、ジャクージ、屋内シャワー、屋外シャワー、サウナ、洗面トイレ兼更衣室が備えられている。
好みの香が焚かれ、木漏れ日を受けながらの丁寧なマッサージは心地よかったが、隣のテニスコートからの音が耳障りであった。施術後、庭に面したリラックスルームでお茶をいただき、ほぐれた体の心地良さを感じながら、至福のひとときを過ごした。 |
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一目惚れしたプールヴィラ
Luxury Villa with Pool Ocean View。プールは大きく、深く、綺麗な水で、十分楽しめた。また、ダイニングパビリオンも広いうえ、少し高い位置にあるので風通しも良く、ルームサービスの朝食はもちろんのこと、物書きや読書にもたいへん便利であった。 |
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ひろ〜いヴィラ
客室は、海側から縦に、テラス(約18平米)、寝室兼居間(約36平米)、クローゼット・洗面(約18平米)、浴室・トイレ(約12平米)、バスガーデン(約18平米)の順に配置されている。
写真は客室の出入口からテラス側を見たもの。ベッドは寝台が高い4本柱天蓋付きキング、ターンダウン後には横に踏み台が置かれる。広いテラスには座面が湾曲したデッキチェアと小テーブルが2組置かれている。
オーシャンビューであるが、木々によって海への視界は遮られている。 |
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快適な居住空間
テラス側から客室内を見る。中央の半分開いた扉は洗面浴室への出入口、その左右の木製扉は、寝室と洗面の両方から開閉できるクローゼットである。
クローゼット内には、一方にバスローブ、ガウン式寝間着、スリッパ、ビーチサンダル、傘がそれぞれ2つ、他方には3段引き出し、セイフティボックス、ビーチバックが備えてある。
方形屋根で天井は高く、圧迫感などは微塵も感じない快適な居住空間である。 |
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開放感いっぱい
ベッド側から見た室内。右側は客室の出入口で、中庭越しにプールが見える。中央のアーモアには、テレビ、CDプレーヤー、冷蔵庫、ミニバーが納められている。左端はオットマン付きラウンジチェアである。
なお、瓶入りのローカルウォーターが、朝と夜、各4本無料でサーブされる。 |
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シンメトリーの洗面浴室
広い洗面浴室は浴槽を中心軸に、左右対称の構成。洗面浴室の中央に埋め込まれた大きな浴槽の壁面は全面ガラスなので明るいうえ、バスガーデンと視覚的につながり、より広く感じられる。左右にセパレイトされた大きな洗面台は、たいへん使い勝手が良かった。
バスアメニティはバスジェル、コンディショナー、ジャスミンソープ、ヘチマ、シャワーキャップ。椰子の実をくりぬいたヒシャクが珍しかった。 |
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広く明るい洗面浴室
洗面室からシャワーブースを写したもの。シャワーブースは腰掛けまであり、とても広い(約3平米)。全面ガラス窓を通して庭が見え、明るく開放的。シャワーヘッドは固定とハンドの2つ、お湯の出も十分であった。
右下に見える浴槽からも、ガラス窓越しに庭が見える。キャンドルスタンドやそこここに花を飾るなど、女心をくすぐるような演出が・・。
大きな洗面台の左側には、トランクベンチ、寝室からも開閉できるクローゼットがある。 |
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ひろ〜いトイレ
浴槽をはさんで、シャワーブースの反対側にトイレ(便器とビデ)がある。シャワーブースと同じ広さで、バスガーデンに直接出入りできるガラスドアがあり、明るい。
スペースに余裕があるので、手洗器があるとより快適ではないかと思えた。トイレットペーパーにまでお花が飾られていた。 |
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眺望重視のテラス?
ヴィラを海側から見たもので、左側が、少し高い位置にあるダイニングパビリオン。右側はテラス、寝室、洗面浴室と続く客室部分。
ヴィラの海側は緑豊かな草木により、外部からの視線を遮っているものの、海への眺望を確保するために、テラスの塀は低く、客室内は丸見えである。 |
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