新潟と長野の県境にある妙高高原は、スキー場として古くから有名ですが、そんなところにこじんまりとした温泉旅館があると知って、訪れてみました。行ってみたら、長らく「妙高池の平ホテル」の名前で営業していたのを、「一の宿 元(げん)」と、名前から変えて再生した宿とわかり、まずびっくり。事前にホームページを見て、ある程度のイメージを描いていましたが、これほどさまざまなサプライズを発見することになろうとは予想していませんでした。
聞くところによると、比較的小規模の旅館の若ダンナの勉強会から発足した「一の宿倶楽部」という組織もあるとか。その中には、泊まったことのある「那須高原の宿 山水閣」も入っていました。ハードにもソフトにも創意工夫をしているところ、スタッフが生き生きと仕事をしているところなど、確かに共通するところがあります。従来の旅館スタイルから脱皮しつつある、こうした旅館を「次世代RYOKAN」と呼びたいと思いました。 |
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