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Today's hotel |今日のホテル Volume.83
Released at 25 Feb. 2005

Casablanca Hotel
女性一人でも安心なマンハッタンのB&B
昨年はニューヨークのゴージャス・ホテルを泊まり歩きましたが、今年は税金を入れて1泊300米ドル程度で、無料の高速ネット接続という条件でホテルを選びました。その中でも、いちばん気に入ったのが、このカサブランカ・ホテルです。
マンハッタンはタイムズ・スクエアに隣接するような立地で、1ブロック歩けば、急行も止まる地下鉄駅があるという便利さ。レストランがないので、ホテルの部外者が入りにくく、ドアマンやフロントがエントランスを見守ってくれるので、セキュリティがしっかりしています。また、周辺の人通りが絶えないので、夜9時くらいに地下鉄の駅からホテルへ歩いて帰っても安心です。さらに、スタッフがよく気を配り、トラブルへの対応にも解決するまでいろいろ努力してくれるなど、ニューヨークとは思えない温かさを感じました。
好景気を反映して、何かと値段が上がったマンハッタンの中にあって、観光の拠点となるホテルのラウンジで、無料のラウンジサービスがあるのは、予算の限られた旅行者にはありがたいものです。立地、セキュリティ、居心地のよさで、女性一人でも安心して泊まれる、マンハッタンのリーズナブルなホテルとしておすすめします。
カサブランカ
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基本情報
名称: カサブランカ・ホテル
所在地: 147 West 43St., New York NY 10036
TEL: +1-212-869-1212
FAX: +1-212-391-7585
室数: 48室
主な施設: 朝食室兼ラウンジ
URL: http://www.casablancahotel.com/index3.htm
プロフィール: 1997年開業。タイムズ・スクエアからすぐという抜群の立地で、地下鉄やバスなどを利用した市内観光の拠点としてとても便利。レストランがないので、部外者はホテルに入ってこない。日中もラウンジでコーヒーや紅茶、ソフトドリンク、クッキーなどが無料で提供されている。
泊まった部屋: Superior Queen 冬季プラン(1泊朝食付き)209米ドル(他に税金約30米ドル) 
撮影時期: 2005年02月

詳細情報

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ボギーの世界
エントランスは、レストランや普通の商店と並び、道に張り出したキャノピーでわかる程度で目立たない。
ドアマンに招じ入れられたロビーは、ほんとうにこじんまりとしていて、ホテルというよりちょっと昔のアパートといった感じ。スタッフはとてもフレンドリーで明るい。
2階へと通じる階段には、ホテルの名前にちなんだモロッコの風景画が描かれ、タイル貼りの床とともに雰囲気を出している。
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ラウンジ「Rick's Cafe」の入り口付近
階段を昇った2階にあるラウンジの入り口付近。ラウンジには椅子とテーブルのセットがちょうどよい距離に置かれ、ゲストが新聞を読んだり、コーヒーを片手に語らっていた。
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パティオは喫煙者のオアシス
ラウンジから出られるパティオは、ノースモーキング・ホテルの中にあって、喫煙者がタバコを吸える唯一の場所。NYでも最近、室内はすべて禁煙になってきたので、喫煙者にとってはありがたい場所だろう。
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一人ならそれほど狭くない客室
泊まった部屋は、クイーンベッドのあるスーペリア・ルームで、広さは20平米程度か。
ドアを開けると正面にTVやミニバーが収納されたアーモアがあり、向かい合うようにベッドが置かれている。右側のドアは浴室。左側はクローゼットで、中にバスローブ、アイロンセット、セイフティボックスが収納されている。トランクも十分入る大きさ。
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籐の椅子や窓がモロッコ風?
中庭に面した窓には、格子の扉がついていて、映画のカサブランカを意識したインテリア。ワークデスクはなく、コーヒーテーブルだけなので、ビジネス向きではないかも。
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ネット接続のトラブルに親身の対応
今回のNYのホテル選びの第一のポイントは、無料の高速ネット接続。
このホテルも、その条件とリーズナブルな料金が魅力で予約したのだが、初めLAN接続(サイドテーブル上の黒い箱がコネクタ)がうまくいかなかったが、スタッフが親身になって解決にあたってくれた。この対応は、最高級ホテルでもここまでするだろうかというほどで、とてもうれしかった。
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シーリングファンは暖房にも効果あり
本来は暑い時期に室内を涼しくするためのシーリングファンが、暖房で温められた空気を循環させて、ちょうどよい室温になっていた。
クィーンサイズのベッドは、固めの寝心地。デュベと毛布の組み合わせは、このクラスではしかたないと思う。
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コンパクトな浴室
小さな窓のついた浴室は、トイレ、洗面台、バスタブがいっしょのタイプ。タイル貼りの壁がなかなかきれい。清掃も行き届いており、清潔なのが何よりだと思う。
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アメニティグッズの棚
バスタブは小さめ、浅めで、バスタイムを楽しむというわけにはいかない。
バスアメニティは、スェーデンのNaturaというブランドで、自然化粧品系。シャンプーがココナッツの香りがして、リゾート気分にさせる。
アメニティが収納された籐製の細長い棚が、バスタブとドアの間にすっぽり入るように配置されている。
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居心地のよいラウンジ
ラウンジでは、コンチネンタルの朝食、平日のカクテルタイム、週末のブランチだけでなく、1日中飲み物とクッキーや果物が用意されており、街歩きに疲れて帰ってきた時などに利用するのに便利。
マネージャーがよく姿を現し、声をかけたり、観光の相談に乗ったりしていて、アットホームな雰囲気いっぱい。
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From Editor | 編集後記
久しぶりに白いご飯を食べたら、とても美味しく感じて、あぁやっぱり自分は日本人だと再確認しました。 今回は、昨年よりも時間的にも距離的にも長い旅程だったためか、時差ボケと疲れがまだ取れずにいます。 泊まったホテルは概ねよかったと思いますが、今日ご紹介したカサブランカは家庭的な雰囲気がよく、別のホテルに移るのを予定していたのですが、思わず延泊しようかと思ったほどでした。 特にNYのように、どちらかというとクールなホテルスタッフが多い中では特筆ものでした。

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