角館は、首都圏から秋田新幹線で3時間ちょっと、また、秋田空港から乗り合いタクシーで1時間とアクセスのよい観光地です。しかしながら、初めて訪れた10年ほど前には泊まりたい宿がなく、この田町武家屋敷ホテルのことを知った時から、次に角館に行く時にはぜひ泊まろうと考えていました。
昨年、冬の角館を体験しようと、早々と田町武家屋敷ホテルを予約しながら、ある事情からキャンセルせざるをえなかったため、今回はリベンジの意味もありました。
実際泊まってみると、到着早々、フロントで少々気になる対応があったものの、部屋の居心地もよく、静かで落ち着いたプチホテルでした。
望外の喜びは、何と言っても創作イタリアンの夕食。「地元の食材を使った・・・」というのは、どこでも採用しているフレーズですが、ここではみごとにそれを生かした創作料理を出してくれました。腕をふるっているのは、若い女性シェフとのこと。オープン・キッチンなので、シェフを始め、皆若い料理人がてきぱきと働くのは、見ていてすがすがしい感じがしました。また、ホールスタッフも、なかなかきめ細やかなサービスでした。
なお、スタンダードとデラックスでは、部屋の広さもだいぶ異なり、何よりも開放的な浴室の付いたデラックスの方をおすすめします。 |
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