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Volume.111
Released at 27 Sep. 2005 |
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The St.Regis Hotel Shanghai
旅行誌で上海ナンバーワンに選ばれたホテル |
2005年度トラベル+レジャー誌で上海ナンバーワンに輝いた、セント・レジス上海に泊まってきました。上海の繁華街が集中する黄浦江の西側からはそうとう離れているのに、ナンバーワンになるというのは、きっと何か理由があるにちがいないと思ったからです。
部屋はいちばん狭くても48平米あり、2人で泊まるに十分な広さです。ロビーも客室もブラウンを基調としたカラースキームで、落ち着いた感じが気に入りました。インテリアもところどころ中国風の意匠を入れながら、日常的な雰囲気を保っているので、安心できます。IT対応に代表されるような様々な設備の使い勝手もよく、ゲストがどう使うかをよくわかった人が設計したのだろうと想像されました。こうした優れたハード面に劣らず、サービスも行き届いており、総合的に高い評価を受けたのだろうと思います。
利用した週末プロモーションプランでは、無料でレイトチェックアウトが可能だったので、午前中にスパでトリートメントを受けてみました。最近のスパ施設に比べると今ひとつでしたが、料金が手頃なのは魅力です。
かつて、中国には「サービス」という概念さえないと言われましたが、滞在中、レストランでもホテルでも不快な思いをしたことはありませんでした。興味の尽きない中国の、中でも上海はまだまだ探訪してみたい都市です。次回はクラシックタイプのホテルに泊まってみようかと思案中です。 |
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名称: |
ザ・セント・レジスホテル上海 上海瑞吉紅塔大酒店 |
所在地: |
889 Dong Fang Rd., Pu Dong, 200122, Shanghai, CHINA |
TEL: |
+86-21-5050-4567 |
FAX: |
+86-21-6875-6789 |
室数: |
318室 |
主な施設: |
レストラン ラウンジ スパ |
URL: |
http://www.starwoodhotels.com/stregis/index.html |
プロフィール: |
2001年開業。上海の再開発地区にあり、交通至便とは言いがたいが、トラベル+レジャー誌で2005年度上海ナンバーワンに選ばれた。 |
泊まった部屋: |
704号室 ウィークエンド・プロモーションプラン利用 1泊朝食付き室料195米ドル(税サ別) |
撮影時期: |
2005年07月 |
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ホテルの外観
上海の再開発が進む浦東地区にあるホテルは、39階建ての7階から38階に客室を配している。すぐ隣にはホリデーイン、その隣には旧日航ホテルがある。利用したプランには、予約すれば、外灘や新天地など主な観光地まで車で送ってくれる無料サービスがついていた。地下鉄2号線東方路駅から徒歩10分ほどと聞いたが、タクシーが安いので歩くことはなかった。 |
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大理石の模様が美しいロビー
3階分吹き抜けになっている巨大なロビーは、色の異なる大理石をふんだんに使った豪華な床が特徴。カラースキームは、落ち着いたブラウンで重厚な中にも温かみを感じさせる。太い柱に支えられたメザニンにはラウンジがあり、国際色豊かなゲストでにぎわっていた。正面がレセプション。 |
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ガラス張りのエントランス
エントランスは全面ガラスなので、外光がたっぷり入り、とても明るい。ドアマンの笑顔もすがすがしい。タクシーを頼むと、行き先を中国語で伝えてくれる。 |
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しっとりとした印象の客室
泊まった部屋は、このホテルでは一番下のカテゴリー。それでも48平米あり、2人で泊まるには十分な広さだった。ドアを開けると、左側に収納力抜群のクローゼットがあり、中にバスローブ、使い捨てスリッパ、セイフティボックス、アイロンが収められている。正面には窓を背にして、ワーキングデスクが置かれている。 |
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分厚いマットレス
幅広のツインベッドは、マットレスが厚く、硬さもほどよい。足元には、1人がけのカウチが2脚。夜にはターンダウンサービスがあった。 |
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しっかりしたビジネス対応
ベッドの正面には、ミニバーの上にTVが置かれ、多チャンネルの視聴が可能である。ワーキングデスクに添えられた、座り心地のよい椅子や、細々した文房具の用意など、ビジネス対応にぬかりはない。 |
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IT対応の粋
2001年開業ということで、ゲストがネット接続することを想定した設備が備わっていた。形状の異なるコンセントは、アダプターなしでも電源を確保できるので、とても便利。こうして、電源とケーブルジャックが並んでいると、さらに使いやすい。 |
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広いバスルーム
すりガラスの引き戸を開けて入るバスルームは、10平米弱あり、大理石張りでとても豪華である。 |
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洗面スペース
シンクはシングルだが、トップが広く、私物を置くのに苦労しない。ボウル型のシンクは、国内の旅館でもよく目にするようになったが、国際的な流行だったのか。よく見てみれば、洗面器を置いたように見える。 |
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レインフォレスト・シャワー
独立したシャワーブースには、レインフォレスト・シャワーが備えられていた。床に排水口がないのを不思議に思っていたら、ブースの隅に隙間があり、そこから排水されているのには驚いた。プランに含まれていたバスソルトを入れてバスタイムを楽しんだ。 |
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上海人の生活を垣間見る
ホテルは、オフィスや高層マンションの立ち並ぶ一角の端にあり、道路の反対側には低層の住宅と商店街、その向こうにまた高層マンションが見えるだけで、眺めはよくなかった。30階以上になると、金茂大厦やテレビタワーが見えるかも。
朝早くには、通勤客を満載したバスや自家用車が道路を埋め、渋滞することもあった。ちょっと前には自転車が交通手段の主役だったらしいが、今では想像もつかない。 |
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ウェルカムティーとフルーツ
部屋に案内された後、ウェルカムティーが届けれられた。コーヒー、紅茶、ハーブティーなどから選べる。24時間バトラー・サービスを売り物にしているセント・レジスだが、日本人女性のバトラーがいてくれたおかげで、気軽にいろいろリクエストできたのは、やはりありがたい。 |
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今ひとつのスパ
石を温めてツボに当てるホットストーン・セラピーを受けてみたが、施術室も個室でなく、美容室の一角に設けられているなど、最近のスパ施設と比べると今ひとつ。ミストサウナやワールプールもあるが、そっけないほどのしつらい。セラピー自体は可もなく不可もなくといったところだった。 |
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朝食ビュッフェ
1階のオールデイダイニングでの朝食はビュッフェスタイル。中華粥にトッピング、青梗菜の炒め物などの中華風朝食も、卵料理とコーヒーの洋風朝食も楽しめる。
昼食時、ポーションが大きいBLTをハーフポーションでいかがと提案してくれたマネージャーの対応がうれしかった。 |
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Vol.91
Raffles L'Ermitage Beverly Hills |
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落ち着けるホテル |
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Copyright : 2003-2005 Hotel Archives |ホテルアーカイブズ通信.
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